ワイドド・カムラウイ、スニラ・メーリ*、ラジャ・チャーバ、ソニア・ハマミ、モハメド・ハマミ
目的:肥満に寄与する要因を特定し、肥満が男女両方に与える影響を探ることで、チュニジア人の肥満状況を調査する。
方法:これは記述的回顧的研究である。無作為に選ばれた 401 人のチュニジア人被験者を調査した。参加者は、BMI ≥ 30 kg/m 2の場合に肥満と特徴付けられた。
結果:合計 401 人の 30~62 歳の患者がこの研究に含まれ、平均年齢は 48.94 ± 9.57 歳であった。患者の約 60.8% が男性で、39.2% が女性である。患者の 153 人が太りすぎで、61.8% が肥満であった。食事に関しては、男性の大多数がフライドポテト、ビスケットやお菓子、果物や野菜、サンドイッチ、ソフトドリンクや加工ジュースを大量に摂取していた。患者のほとんどは身体活動をしていなかった(男性の 63.9% と女性の 59.2% が軽い身体活動をしていた)。患者の大多数は農業従事者、雇用者、退職者であった(それぞれ 36.4%、30.2%、18%)。患者の 216 人は高校卒業レベルであった(男性の 53.3%、女性の 54.8%)。主な合併症は脂質異常症(58.1%)、消化器疾患(11%)、免疫疾患(9.5%)であった。治療に関しては、ほとんどの参加者が治療を受けていなかった(43.1%:男性 27.9%、女性 15.2%)。肥満手術は女性よりも男性患者で多く行われていた(8%対7%)。女性参加者の血漿には、男性よりもリノール酸、γ-リノレン酸、ジホモ-γ-リノレン酸、ドコサテトラエン酸、エイコサペンタエン酸、クルパノドン酸、ドコサヘキサエン酸の含有量が有意に高かった。
結論:チュニジア全土の肥満率は憂慮すべき水準にある。本研究は、肥満率の上昇を抑えるために、より質の高い監視データと効果的な公衆衛生介入が必要であることを浮き彫りにするものである。