アスレチック強化ジャーナル

筋骨格超音波検査で視覚化された肩の痛みの代替診断：三角筋付着部腱障害

メリッサ・テイバー、ブレイク・R・ボーゲス、マシュー・カナーン、アリソン・P・トス、デヴィッド・バーコフ

筋骨格超音波検査で視覚化された肩の痛みの代替診断：三角筋付着部腱障害

肩の痛みの訴えは、肩腱板病変からの関連痛と診断されることが多い。診察者は、三角筋付着部病変などの他の診断を見落とし、肩の痛みの原因が肩腱板であると決めつけることがある。三角筋付着部病変が肩の痛みの原因であると説明した文献は限られており、三角筋付着部腱炎に言及した文献は見つからなかった。肩の痛みはよく聞かれる訴えである。病因はいくつか考えられるが、患者が三角筋付着部に限局する肩の痛みを訴え、超音波所見が本症例シリーズで提示されたものと一致する場合は、三角筋付着部腱炎を考慮する必要がある。本研究は、これまで文献に記載されていない肩外側痛の別の診断を提案している。