井上健、橋岡禎之、藤田泰之、森脇重人、加村正憲、竹下春夫
日本には早急に取り組むべき社会問題が数多くある[1-5]。これらの問題の中には子どもに関わるものもあり[6-8]、その一つが不登校である。1995年から2006年にかけて、日本の不登校児童の割合は2001年まで増加したが、2002年から2006年にかけては横ばいとなった[9]。不登校の最近の傾向を詳細に研究し、不登校に対処するための具体的な対策を考案する必要がある。