マルジー・アクバルザデ、タヘレ・ナデリ、モハマド・H・ダバグマネシュ、ハミドレザ・タバタバイ
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を患うシラーズの青少年における高血圧と肥満の有病率は、2010年に高校生3200人を対象に実施された横断的記述研究である。146人の青少年が内分泌専門医によってPCOSと診断された。さらに、46人の健康な青少年が対照群として選ばれた。肥満と高血圧の有病率の比較は、フェランティ尺度に基づいて行われた。結果は、90パーセンタイルを超えるアンドロイド肥満率に関して、2つのグループ間に有意差があることも明らかにした(P=0.037)。しかし、90パーセンタイルを超える収縮期血圧と拡張期血圧に関しては、研究グループ間に有意差は見られなかった(それぞれP=0.551とP=0.758)。結論として、PCOS を患っている学生では、健康な学生に比べて高血圧、肥満、男性型肥満の有病率が高かった。糖尿病や脂質異常症についても検査と追跡調査を受ける必要がある。