ヴァリ・アベディ、ゴラムレザ・ラズミ、ヘサム・セイフィ、アボルガセム・ナギビ
イラン北ホラーサーン州の馬におけるバベシア・カバリ感染症の血清陽性率
馬ピロプラズマ症は、世界中に分布する血液原虫ダニ媒介性疾患で、Babesia caballi および Theileria equi によって引き起こされます。本研究の目的は、イラン北ホラーサーン州の馬における B. caballi 感染の血清陽性率を調査することです。ピロプラズマ感染の血清陽性と、年齢、性別、活動性などの宿主関連因子との関連も分析しました。2011 年 5 月から 2012 年 8 月までの間に、一見健康な馬 194 頭から血液サンプルを採取しました。血液塗抹標本を作製してギムザ法で染色し、血清サンプルを間接蛍光抗体法 (IFAT) で検査しました。血液塗抹標本で B. caballi は検出されませんでしたが、8 つ (4.12%) のサンプルで B. caballi に対する抗体が見つかりました。馬におけるピロプラズマ感染と宿主関連因子との間に有意差は認められませんでした。