アラバ O、ソクンビ OA、アグンビアデ SB
本研究の目的は、着生乳酸菌(LAB)で処理した農業廃棄物ベースの完全飼料サイレージの栄養価と発酵品質を評価することです。合計4つの処理は、(A)キンググラス70%+キャッサバ廃棄物12%+豆腐廃棄物15%+LAB 3%、(B)キンググラス50%+作物米残渣20%+キャッサバ廃棄物12%+豆腐廃棄物15%+LAB 3%、(C)キンググラス50%+アブラヤシの葉20%+キャッサバ廃棄物12%+豆腐廃棄物15%+LAB、(D)キンググラス50%+作物米残渣10%+アブラヤシの葉10%+キャッサバ廃棄物12%+豆腐廃棄物15%+LABでした。着生乳酸菌液を4.0 × 106 cfu/gの濃度でサイレージ材料の上に噴霧し、手で混ぜた。約500 gのサイレージ材料をプラスチックサイロに詰め、室温で30日間保管した。その後、サイレージサンプルを採取し、近似分析と発酵品質を調べた。本研究の結果、着生乳酸菌の添加によりサイレージの乾物および有機物含有量が影響を受けることが示された(P<0.05)。サイレージCは、他のサイレージよりもサイレージの乾物および有機物含有量が最も高かった。粗タンパク質およびNDF含有量はサイレージ処理間で有意差はなく、粗タンパク質およびNDF値はそれぞれ14.5~15.0および57.1~58.9の範囲であった。サイレージAは、他のサイレージと比較して最も高い(P<0.01)乳酸を生成し、次いで最も低い(P<0.01)pH値を示した。サイレージ C と D は、サイレージ A と B に比べて N-NH3 濃度が低かった (P<0.01)。サイレージ C の VFA 濃度はサイレージ A よりも低かった。サイレージ A のフライ ポイントが最も高く、サイレージ C、D、B がそれに続いた。サイレージ C で牧草の 20% をアブラヤシの葉に置き換えると、サイレージ A と同様の高品質のサイレージ発酵が得られるという結論に達した。