ナイベ DT、カンビレ Y、ヤメオゴ RA、マンディ DG、ミアンロー LH、ネビエ LAV、ザブソンレ P、ナイアカラ A
ブルキナファソ、ヤルガド・ウエドラオゴ大学病院心臓科における 6 分間歩行テストによる慢性心不全患者の機能能力評価
目的:ヤルガド・ウエドラオゴ大学病院の心臓病科で6分間歩行テストを使用して、慢性心不全患者の機能能力を評価することを目指します。
患者と方法: 2013 年 12 月 1 日から 2014 年 3 月 31 日まで前向き研究を実施しました。インフォームドコンセントを得た慢性心不全の入院患者が対象となりました。機能的運動能力は 6 分間歩行テストで評価し、生活の質は退院時と退院後 6 週間に記入した SF-36 質問票で評価しました。
結果:本研究には 61 人の患者が含まれ、そのうち 32 人が女性 (52%) でした。平均年齢は 46.9 ± 14.1 歳でした。患者の 70% が NYHA ステージ II の呼吸困難でした。平均駆出率は 32.4 ± 8.2% (極値: 13% と 45%) でした。6 分間歩行テスト中の平均歩行距離は、退院時には 336.3 ± 65 m、6 週間後には 367.9 ± 68.7 m でした。これらの測定値間の平均増加は 23.7 ± 31.5 m でした。登録時の歩行距離は、NYHA クラス I - II 呼吸困難の患者では 347.1 m、NYHA クラス III とランク付けされた患者では 303.3 m でした (p<0.05)。登録時の QOL 評価における全体的な身体的要素のスコアは 54.3 ± 9.3 ポイントでした。このスコアは患者の 29% で低下していました。6 分間歩行テストで歩いた平均距離と、身体的健康に関連する生活の質との間には、統計的に有意なわずかな正の相関関係が認められました (r=0.18、p=0.017)。
結論:慢性心不全患者の機能能力は退院時に著しく低下しており、心血管リハビリテーション プログラムを実施しなかった場合、6 週間後も低下が持続しました。