ジョン・D・スコット、ジョン・F・アンダーソン、ランス・A・ダーデン
カナダの猛禽類から採取されたダニからライム病スピロヘータ Borrelia burgdorferi が初めて検出される
カナダ全土でダニ宿主に関する研究を行っている際、猛禽類から採取したダニから、ライム病を引き起こすスピロヘータ細菌である広義のボレリア・ブルグドルフェリを検出しました。ライム病は、世界中で罹患率と死亡率の原因となっているダニ媒介性人獣共通感染症の 1 つです。鳥類沿岸ダニである Ixodes auritulus の幼虫は、ブリティッシュ コロンビア州バンクーバー島のクーパーズ ホーク Accipiter cooperii から野生動物リハビリテーション担当者によって採取されました。B. burgdorferi の線状プラスミド ospA 遺伝子の PCR 増幅により、22 匹の幼虫のうち 4 匹 (18%) が陽性でした。