ヤメオゴ R アリスティド、サマドゥルグー K アンドレ、マンディ D ジェルマン、ナイベ D テムア、ヤメオゴ N バレンティン、ミロゴ RC ジョルジュ、カボレ W エルヴェ 1、コロゴ K ジョナス、カボレ B ジャン、ザブソンレ パトリス
心臓塞栓性脳卒中:ブルキナファソ、ワガドゥグーのヤルガドウエドラオゴ教育病院における 145 件の症例のデータ
はじめに: 心原性塞栓性脳卒中は、関連する罹患率および死亡率が高いため、世界中で大きな公衆衛生上の懸念事項となっている。心臓を原因とする塞栓は、動脈硬化症に次いで脳卒中の主因である。我々は、心原性塞栓性脳卒中の疫学的プロファイルと転帰について説明することを目的とする。患者と方法: 西アフリカ、ブルキナファソのヤルガド・ウエドラオゴ教育大学病院の心臓科および神経科に2010年1月1日から2012年5月31日までの間に入院した患者の医療記録を遡及的に分析した。CTスキャンに基づいて虚血性脳卒中と診断され、心疾患を有することがわかっているすべての患者を研究に含めた。結果: 全体で582件の脳卒中が報告された。虚血性脳卒中は370人の患者 (63.6%) に認められた。心原性塞栓症は145人の患者 (39.2%) で報告され、そのうち73人が女性であった。平均年齢は 61.7 ± 15 歳 (最長 21 ~ 90 歳) でした。高血圧と喫煙はそれぞれ症例の 65.5% と 25.5% で観察されました。病因は心房細動(42.8%) と心臓内血栓 (13.8%) でした。ビタミン K 拮抗薬は症例の 41.4% で処方されました。2 週間の入院追跡調査では、症例の 8.3% で出血性変化が報告されました。院内死亡率は 15.2% で、出血性変化 (n = 10、RR = 9.24、CI95% = [5.1-16.8]、p < 0.001)、うっ血性心不全 (n = n= 10、RR = 4、CI95%= [1.9-8.2]、p < 0.001)、入院時の意識変容 (n= 8、RR = 2.7、CI95% = [1.3-5.8]、p =0.009) と有意に関連していました。結論: 心原性脳卒中は頻繁に発生し、高い院内死亡率と関連しています。したがって、その病因を早期に管理する必要があります。