植物生理学および病理学ジャーナル

亜鉛ストレスがブラックグラムの成長、光合成色素、抗酸化酵素、タンパク質含有量に与える影響

ラシュミ・ウパディヤイ、ヨゲシュ・クマール・シャルマ、サウミャ・スリヴァスタヴァ

亜鉛ストレスがブラックグラムの成長、光合成色素、抗酸化酵素、タンパク質含有量に与える影響

異なるレベルの亜鉛（対照（0.065 ppm）、低レベル（0.0065 ppm）、毒性レベル（6.5 ppm））に対するブラック・グラム（Vigna mungo L.）の反応を調査した。亜鉛の欠乏および毒性レベルでは、対照レベルと比較してブラック・グラムの苗の成長が抑制された。亜鉛の毒性レベルでは、欠乏レベルと比較して、植物の高さとバイオマスに大幅な減少が見られた。また、光合成色素のレベルは、施用した亜鉛の毒性レベルで、欠乏レベルおよび対照レベルと同様の低下を示した。亜鉛の欠乏および毒性は、カタラーゼやペルオキシダーゼなどの抗酸化酵素の活性の増加と関連していた。亜鉛ストレスは、ブラック・グラムの若い苗における DNA、RNA、およびタンパク質含有量の濃縮を止めた。亜鉛毒性は、亜鉛欠乏よりもブラック・グラムに対してより有害であることが判明した。