テカリグン・ゼレケ*
2015年のマヘルシーズン(8月~12月)にエチオピア南東部バレ高地のオオムギシュートバエ(Delia Flavibasis)を対象に、シナナ農業研究センター(SARC)の主要研究ステーションと農場(セルカ)レベルの2か所で、植物成長促進剤と接着生成物物質を含む種子処理殺虫剤の試験が行われました。植物成長促進剤(DISCO™ AG Red L-432)と種子接着物質(Disco AG Red L-256)を含む種子コーティング殺虫剤(Dynamic 400 FS)を、モルト大麦に感受性のある「Holker」品種で処理の組み合わせによって評価しました。処理は、25 m2の区画で3回反復するランダム化完全ブロック設計(RCBD)で配置されました。この実験の結果、ダイナミック 400 FS + ディスコおよびダイナミック 400 FS + DISCO™ AG Red L-432 + ディスク処理が、推定パラメータに対して優れた反応を示したことが示されました。本研究から、エチオピアのベールの中高地および他の大麦生産地域の麦芽大麦における穀粒収量の利点とオオムギシュートフライの被害の最小レベルを促進するために、600 ml/100 kg 種子のデイナミック 400 FS、500 ml/100 kg 種子のジーニアス コート、および 300 ml/kg 種子のディスコの組み合わせが推奨されました。