原子力科学・発電技術ジャーナル

低レベル放射性廃棄物処分事業の20年と次なる課題

小栗大一郎

低レベル放射性廃棄物処分事業20年の歩みと次なる課題

六ヶ所村低レベル放射性廃棄物埋設センター(以下「センター」)は、日本で唯一の商業廃棄物埋設施設として20年間運営されており、日本の原子力発電所(NPP)で発生した低レベル放射性廃棄物(LLW)を受け入れています。計画容量は最大60万m3(300万ドラム缶)で、センターはすでに8万m3(40万ドラム缶)の承認を受けています。センターは、2013年12月末時点で26万ドラム缶(約52,000m3)を超える廃棄物を受け入れています。

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