バラカット・エリー*
進行性呼吸困難を呈する 66 歳の男性が胸部造影 CT 検査を受けました。骨窓の再構成画像では、偶然にも右肺動脈 (主に中葉動脈) と椎前腔に高密度の管状構造が見られ、また椎体内には肺セメント塞栓症と 12 年前に行われた椎体形成術に続発する椎前静脈のセメント突出に対応する高密度物質が見られました。