アル・マタワ Q、アル・アズミ A、アル・ゼンキ S、ウルドゥム S
クウェートから分離された環境レジオネラ・ニューモフィラの新しい配列タイプ
ESCMID レジオネラ感染症研究グループ (ESGLI 旧 EWGLI) が開発したコンセンサス シーケンスベース タイピング (SBT) スキームにより、環境由来の Legionella pneumophila 株合計 102 個(sg 1 = 19、sg 3 = 33、sg 4= 4、sg 7= 39、sg 10=7) の遺伝子型が決定されました。結果から、Legionella 株は 11 の異なる SBT プロファイルに分類され、そのうち 6 つ (ST1223、ST1436、ST1555、ST1604、ST1718、および ST1719) は ESGLI SBT データベースに新しく追加されたものであることがわかりました。結果から、L. pneumophila 血清群 7 (38 分離株) の ST1718 が最も多くみられる ST であることが示されました。 ST1718 に加えて、ST336 (20 分離株)、ST93 (13 分離株)、ST1 (10 分離株) などの他の一般的な ST が特定されました。さらに、ST1 L. pneumophila sergroup 1 分離株はすべて Oxford/OLDA サブグループに属していました。これは、クウェート国の家庭用給水システムと冷却塔から環境中の Legionella pneumophila 分離株を特徴付けるために SBT を使用する方法を説明した最初の研究です。このベースライン データは、将来の疫学調査に使用される Legionella 環境監視プログラムの開発の基礎となります。