イブラヒム MN 、マクゾメ JE 、アブード RR 、ダウ MH
歯髄切除術は、小児によく行われる歯内療法です。安全な処置ではありますが、副作用が報告されています。10歳の少年が歯科検診に来ました。レントゲン所見では、永久歯に関連する上顎左側第二乳臼歯の上に放射線透過性病変が見られました。第一乳臼歯と第二乳臼歯の抜歯は局所麻酔下で実施しました。嚢胞性病変は外科的に除去され、組織病理学的分析では炎症性含歯性嚢胞が示されました。小臼歯の萌出を可能にするために造袋腔が作られました。1年間の追跡調査の後、骨は完全に再生し、小臼歯は完全に萌出していました。